乾癬治療では、外用薬・内用薬・光線療法があります。
これら3つが基本になっています。
それぞれに副作用と効果がありますね。

上手に組み合わせておこなうことが大切です。
組み合わせる方法としては、複数の治療法を同時におこなう
「コンビネーション療法」があります。

○コンビネーション療法

2つ以上の治療法を同時におこなうことで、
単独よりも効果が期待できます。

また、薬の使用量や光線の照射量を
少なくすることができますので、
副作用を抑えられるメリットもあります。

たとえば2つ以上の外用薬をいっしょに使う、
外用薬と内服薬を組み合わせる、
薬と光線療法を組み合わせる、などが考えられます。

また「ローテーション療法」という期間ごとに切り替えていくものがあります。

○ローテーション療法

乾癬治療に用いる薬や光線療法は、効果が強ければ強いほど
副作用も強くあらわれるのが一般的です。

そこで一定期間ごとに治療法を切り替えながらおこなうのが
ローテーション療法になります。

たとえば光線治療の「PUVA療法」をおこなった後、
レチノイドを服用します。
次にシクロスポリンを服用するといった
治療の流れが考えられます。

PUVA療法とシクロスポリンの副作用は似ています。
それで連続して使わないよう順番が考慮されています。

またローテーション療法の一環に、
「シークエンシャル療法」があります。

これは効果の強いものを治療の初期に集中的に用いていきますね。
症状が改善されるごとに徐々に副作用の
少ないものへ移行していく方法です。

たとえば外用薬の場合、ステロイドは初期に導入します。
やがてビタミンD3へと少しずつ切り替える、という方法がよくみられます。

最終的にはビタミンD3のみにして、
症状が強い時だけステロイドを使うのが目標です。

シークエンシャル療法のメリットは、症状に合わせて
治療法を変えることにあります。
長期間にわたって症状の軽い状態を維持できることにあります。

患者さんにとってつらくない治療法の
組み合わせを医師と相談の上、選択したいものです。